令和5年12月の小郡市議会では、様々な重要案件が議論された。
特に注目されたのは、三井消防署の現地建て替えや小郡市のインター周辺のまちづくりについての提案である。これに対し、加地良光市長は、三井消防署の建て替えについて、複数の事実誤認が指摘され、これを議会に申し入れることになったと述べた。
具体的に、三井消防署の建て替えは、久留米広域消防本部によって現在地での現地建て替えが基本とされており、打開策についても進められてきたと強調した。加えて、インター周辺のまちづくりについては治水対策の必要性が確認され、市の活性化に向けた様々な施策が話し合われた。
その中で、交通安全や治水対策の重要性が再認識され、内山伸博議員からの質疑に対し、加地市長は、公共交通手段確保の重要性を訴える一方、実績ある取り組みを通じて市の魅力を向上させる意義も強調した。
地域コミュニティの重要性も議論され、特にのぞみが丘校区では、地域ニーズに応じた活動が重要であるとの見解が示された。住民の意見が反映されるかどうかが今後の課題である。
財政状況について加地市長は、経常収支比率が92.9%であること、緊急財政対策計画が改善傾向にあることを明言。消防署の建設において必要な起債の割合にも言及した。特に今後の効果や評価指標を踏まえた具体的な市の計画が求められている。
加えて、七夕プロジェクトや今後のコミュニティセンターの取り組みについても話し合いが進み、地域社会における一体感を高めながら、持続可能な発展を誓っている。市としては、今後も地域との対話を重視し、協働によるまちづくりを進めると述べた。