令和6年6月、小郡市議会の定例会が再開した。
以下の主要な議案の質疑が行われた。
特に注目を集めたのは、市民の健康づくりを支える「小郡市国民健康保険税条例」の改正についてである。高木良郎議員は質疑に立ち、改正案の意義を問いただした。市外住民の利用に関しては、追加料金が発生すると強調され、全国的にも懸念を呼びそうな議論が展開された。
さらに「令和5年度小郡市一般会計補正予算」に関する質疑も行われた。特に歳出の内容に関して意見が交わされ、議員一同が市民の負担を軽減する方向での予算編成を求める声が上がった。これに関連して、約束された見通しと実施計画の整合性が問われている。「この補正予算は市のプライオリティをしっかり反映すべきだ」との意見も出た。
また、消防団のためのポンプ自動車の購入に関しても議論が白熱した。落札率はいずれも99.1%と繁忙であり、関係者から高額入札への懸念が示された。入札結果はウェブサイトで公開されるとの回答もあったが、透明性の重要性が強調され続けている。
その後、他の議案に対する質疑に進んだ。特に小郡市の地区計画に関連する建築物の制限緩和については、多くの危惧が示された。市民の利便性向上と景観の維持の両立を模索する中で、バランスの取れた施策の重要性が再確認された。
最終的に、全ての質疑が終了し、次の本会議が6月19日に再開されることが確認された。議員たちは、さらなる市民サービス改善のための議論を続ける意向を示している。