令和6年3月11日、大牟田市議会第5回定例会が開催された。
本日の会議では、議案に関する重要な決定が多数行われた。議案第75号から第86号までの一括上程では、審査を経て全会一致で可決された。
市民教育厚生委員会の三宅智加子委員長は、議案第75号に関して説明し、一般会計補正予算に関する関連経費について報告した。合わせて、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計についても審議され、同様の方法で可決が決定された。
また、都市環境経済委員会の森竜子委員長からの報告では、水道事業や公共下水道事業の補正予算の上程が行われた。審査の結果、これらに関する議案も全会一致で可決された。
質疑応答の時間では、質疑がないことが確認され、議案の内容は承認を得たことになる。その後、委員長報告に基づく討論が行われ、崎山恵子議員が議案第83号から第85号に対する反対討論を展開した。
崎山議員は、特に保育施設における公的責任の問題に言及した。新たな条例改正が、実質的に公的責任の放棄につながると懸念を示し、介護報酬改定による人手不足の対策が不十分であると述べた。討論の結果、これらの議案は原案通りに可決された。
続く日程第2では、議案第109号から第112号が一括して上程された。市長の関好孝氏が提案理由を説明し、教育委員会委員の任命や固定資産評価審査委員会の選任、人権擁護委員候補者の推薦について、採決が行われた。全ての議案は賛成多数で可決された。
最後に、次回の本会議は、3月22日午後1時30分から開催されることが確認され、議事は散会となった。重要な議題が多く、議員間でも持続的な議論が続く見通しである。