令和元年度大牟田市議会第4回定例会が開会され、重要な議題が討議された。
会期は本日から12月25日までの13日間に決定され、全議員が承認した。議長の境 公司氏は、活動報告や会議録に関する日程についても言及した。次に、議長は会議録の署名議員として、崎山 恵子議員と平山伸二議員を指名した。
日程の中で、議員派遣及びその変更に関する報告も行われた。議長は、派遣に関わる一覧表を手元に示し各議員の参加状況やその目的について説明した。江上しほり議員をはじめとする多くの議員が筑後六市議会議長会議の研修に出席したことが確認され、今後の活動について期待が寄せられた。
さらに、22件の議案が提案され、その中には一般会計補正予算や各種条例の改正案が含まれる。関 好孝市長は、提案の意義について紹介し、特に広報広聴活動や介護保険の無償化についての施策を強調した。予算案は554億6,325万7,000円に達し、財政課題への適切な対処が求められる中、様々な団体からの寄付金拡充を図る考えも示された。
市長は、人口減少や厳しい財政状況に触れながらも、大牟田の発展可能性に期待を寄せ、市民とともに「若者が夢をもって働くまちづくり」を目指す方針を述べた。さらに、「子育て世代に魅力的なまちづくり」や「安心して元気に暮らせるまちづくり」についても触れ、各世代が安心して暮らせる環境整備に取り組む姿勢を明言した。
今回の定例会で上げられた議題は地域の発展や住民のニーズを反映したもので、これからの市政運営における重要な指針となると見られる。引き続き、12月18日から質疑が行われる計画である。