令和元年12月19日に大牟田市議会第4回定例会が開催された。
この会議では、関好孝市長が就任挨拶を行い、産業政策や子育て支援についての取り組みを強調した。
また、環境行政における課題や取り組みを述べ、市民とともに協働して進めていくとした。
特に、今年度新たに策定されたごみ処理基本計画に基づき、市民協力の重要性が強調された。関市長は、適正処理と資源リサイクルの推進を通じて、環境行政を進める方針を示した。
このほか、夜間中学校の設置についての進捗状況も報告され、モデル的なスタートを目指して慎重に検討する考えが示された。教育の充実は、若者や家庭への支援の観点からも重要とされ、関市長は議会と市民の理解を得ながら進めていく意向を表明した。
大牟田市動物園の将来的なビジョンについても話し合われ、今後の施設運営の在り方や条例改正の必要性が指摘された。市の厳しい財政状況の中で持続可能な運営が求められている。
さらに、地域活性化については、文化芸術の振興が重要であり、ジョージア柔道チームの来市に伴う交流機会が期待されると報告された。様々な産業振興や地域活性化に向けた施策が今後の議論が続く中で進められることになった。