令和5年9月4日、大牟田市議会は第3回定例会を開会した。
会議では、会期を本日から27日までの24日間とすることが決定された。
議長の徳永春男氏が発表した内容によれば、本定例会では31件の議案が上程されるという。
これらの議案には、令和4年度一般会計決算の認定、令和5年度一般会計補正予算、子ども・子育て応援条例等が含まれる。
市長の関好孝氏は、令和4年度の一般会計について詳しく説明し、6億5,999万1,000円の実質収支の黒字を報告。
コロナ対策や地域経済支援に重点を置いた取り組みが評価されていると述べた。
歳出面では623億1,500万円を計上し、前年と比較して減少したことも報告された。
また、令和5年度の一般会計の補正予算についても言及。
市民や事業者への物価高騰対策として、ガスを利用する家庭に対し1世帯あたり3,000円の支援を行う方針を示した。
この他、教育環境の改善に向け、松原中学校の体育館改築等に必要な経費も追加される。
今後、議案に対する質疑が9月8日から行われる予定であり、議会は今後も市民の期待に応えるべく継続して議論していくことを強調した。
各議員の協力と理解を依頼し、会議は散会した。