令和2年度大牟田市議会第5回定例会では、14日間の会期が設定された。今定例会では、予算計上に関する議案や条例議案が上程される。
関好孝市長は、会期の決定や議事日程の詳細を議場にて報告した。議会運営委員会の決定により、本会議は12月21日までの間に開催されることが確認された。
また、議長境公司氏は、2名の議員を会議録署名議員として指名し、森田義孝議員と城後徳太郎議員が選ばれた。この報告を受けて、議員たちは円滑な議事運営を進めることを誓った。
日程では続いて、議員派遣報告が行われた。境議長は、議員派遣の目的や活動内容を詳述し、多くの議員が報告会を行ったことを強調した。派遣活動は市民とのつながりを深める大切な役割を果たしている。
議案第71号から88号までの18件に関する提案理由の説明も行われた。関市長は、特に被災地域への支援と新型コロナウイルス対策を強調し、それに伴う補正予算の重要性を訴えた。災害支援を目的とした6件の予算議案や、一般会計補正予算の増額について注目が集まった。
特に、豪雨災害後の復旧事業に関しては、迅速な対応が求められており、災害復旧に向けた具体的な施策が提案された。市長は、今後も市民生活を守るための取り組みを強調し、多くの協力を呼びかけた。