令和3年9月6日、令和3年度大牟田市議会第3回定例会が開催された。
この会議では、会期の決定や、多数の議案に関する提案が行われた。
最初の議題は、会期の決定に関するもので、25日間にわたる会期が設定されたことが報告された。
議長の光田 茂氏の進行で、会期が9月30日までと定められ、全議員の賛同を得て決定された。
次に、会議録署名議員の指名については、北岡あや議員と平山伸二議員が指名された。これにより、会議の記録が正式に署名されることとなった。
その後、令和2年度の決算に関する議案が次々と上程された。
関好孝市長は、令和2年度大牟田市一般会計について、黒字だったことを強調し、決算認定に関する7件の議案を説明した。
市長は新型コロナウイルス感染対策を優先しつつ、災害対応にも注力していることを述べた。特に、昨年の豪雨からの復旧と復興が令和2年度の重点課題であり、財政支援が重要であると指摘した。
新型コロナウイルス感染症対策は市においても深刻な影響を及ぼしており、ワクチン接種の拡充が急務であるとの発言が市長からあった。
市は若年層への優先接種を含む具体策を示し、11月には希望者全員が接種を終了できる見込みを述べた。
また、令和2年7月の豪雨災害に関しても大きな影響があった。市長は、復興支援や防災対策に全力をあげる姿勢を強調し、地域住民やボランティアの協力が不可欠であると訴えた。
さらに、今回の会議では、新たに31件の議案が議題となり、主に予算に関する報告や決算の認定が中心であった。特に新型コロナウイルスに関連する支出についての質疑が多く見られ、議員たちの関心を引いた。
次回の本会議は9月10日に予定されており、質疑と質問が行われる見通しである。今期ユーザーにとっては、重要な議案や問題が多く取り扱われる期待が寄せられている。