令和3年3月15日、大牟田市議会の第6回定例会が開催された。
議案に関して多くの報告が行われ、主に補正予算が承認された。この日は14件の議案が上程され、市民教育厚生委員会及び都市環境経済委員会がそれぞれの審査結果を報告した。大牟田市の市民教育厚生委員長、塩塚敏郎氏は、教育関連予算に新型コロナウイルス対策が重要であると強調した。具体的には、学校の給水方式の見直しが求められた。
また、健康福祉推進会議条例改正の議案においても、新型コロナウイルスの影響による自殺者の増加に対処するため、計画の充実が求められている。塩塚氏は、健康や福祉に関する予算についても意見を交え、重要な議論が展開された。
特に注目されたのは、固定資産評価審査委員会委員の選任に関する議案だ。関好孝市長が提案したこの議案では、任期満了の委員に代わる新たな委員が選任される。議長は、これらの議案に対する採決を迅速に進めることを提案した。各議案の選任は、異議なく同意を得た。
採決が終えた後、議長は次回の本会議日程を告知し、その後の予算特別委員会の審査に備えて、議員に自席での待機を指示した。大牟田市の行政活動に注目が集まる中で、議会の役割は一層重要となっている。その結果、今後の市政運営に向けてさらなる施策が検討されることが期待されている。