令和5年度大牟田市議会第4回定例会が12月26日に開かれ、様々な議案が上程された。今回の会議は、全ての議案に対する審査および採決が行われ、重要な決定がなされた。
主な議案として、議案第50号から同第72号までの24件が一括上程され、各常任委員会からの報告を受けた。総務委員長の森田義孝氏は、一般会計補正予算に関する議案について、個人情報の保護に留意し、住民基本台帳の管理を促進する必要性を指摘した。全ての議案に対し、異議なしで可決された。
さらに、議案第73号では大牟田市公平委員会の委員選任について審議された。これに関して市長の関好孝氏が「中尾哲郎氏を再選任することを提案する」と述べ、出席議員の賛成を得て、無事に採決が行われた。
発議第14号から同第22号にかけての意見書案も上程された。特に発議第18号の女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める意見書案は賛成多数で可決されたが、発議第14号から第17号に関しては否決される結果となった。これに対し、討論はなく、各議案の審議はスムーズに進行した。
また、今後の議員派遣についての決定も行われ、タブレット端末導入に関する調査研究が福岡県内で行われることが承認された。この決定は、今後の市議会運営に向けた一歩となるだろう。
最後に、議長の徳永春男氏が本定例会の閉会を宣言し、日程終了を報告した。