令和4年3月14日、大牟田市議会の第519回定例会が開かれた。会議では議案第70号から第80号、ならびに第92号の12件が上程され、すべて承認された。
最初に、都市環境経済委員長の森竜子氏が議案の審査結果を報告した。特に、議案第72号の一般会計補正予算に関する提案では、新規就農支援策が取り上げられた。
市としても、支援情報の普及を進めるべきとの要望もあった。これに対し、すべての委員が全会一致で原案を可決する意向を示した。
続いて、総務委員長の松尾哲也氏が審査報告を行った。ここでは、特定の会計補正予算に関する2件が一緒に報告された。特に国民健康保険税の均等割の見直しを求める意見も浮上し、高校生までの対象拡大を国に要望すべきとの指摘がなされた。
また、市民教育厚生委員長の塩塚敏郎氏も議案の結果を要約し、各委員会の意見を纏めた。この報告も全会一致で基本的に原案通りの可決が決定された。
最後の日程として、議案第93号から第95号、固定資産評価審査委員会の委員選任が一括で審査され、関好孝市長が提案理由を説明した。これには、従来の委員の後任者の再選任が含まれ、その選任案はすべて賛成により承認された。
定例会後は、予算特別委員会の審査も行われる予定である。次回の本会議は3月25日午後1時30分からの開催が告知された。