令和4年12月16日、大牟田市議会第3回定例会が開会した。
この日は議案第38号から第67号までの30件が一括上程され、審議が行われた。各常任委員会からの報告を受けて、採決が進められた。議長の光田茂氏は、各関係常任委員長に審査結果の報告を求めた。都市環境経済委員長の森竜子氏は、予算関連の議案について一括して可決の報告を行った。
また、総務委員長の松尾哲也氏も議案を報告し、特に「職員配置の見直し」に関する意見が強調された。多くの議案が全会一致で可決され、住民生活に密接に関連する経済や福祉のテーマが協議された。
同日の議事では、特に発議第19号から24号までの意見書案も上程された。提出された意見書案には、健康保険証存続を求めるものや、物価高騰対策、知的障がい者への国の対応拡充などが含まれている。議長は一括して採決を行いたいと述べたが、最初の4件の意見書案は否決された。
ただし、帯状疱疹ワクチン助成や知的障がい者に関する発議は採決の結果、原案通りに可決された。塩塚敏郎市民教育厚生委員長は「市民の意見を尊重し、特に医療扶助や福祉施策に注力すべき」と意見を述べている。
最後に、すべての議事が終了し、午後1時46分に定例会は閉会した。議長は今後の議案の取り扱いや意見書の提出について、引き続き議会の活動に注力することを約束した。