令和3年度大牟田市議会第3回定例会が、9月30日に開催された。
この会議では、議案第20号から同第26号までの7件が上程され、決算特別委員長の三宅智加子氏がその審査結果を報告した。報告によると、7件の審査は9月21日から27日の間に行われ、様々な重要な問題について議論が交わされたという。
特に議案第20号、令和2年度大牟田市一般会計決算について、住民生活や新型コロナウイルス感染症に関連した意見・要望が多く寄せられた。市税の納税相談の充実を求める声があり、コロナ禍で湾岸とした経済状況を踏まえた丁寧な対応が期待されている。また、豪雨災害時の避難所における食料支援や、障害者就労支援に関する意見も重要視されている。
審査の結果、原案通りの認定が調整され、大部分の議案が可決された。特に、議案第42号、令和3年度一般会計補正予算については、早急な復旧作業及びオンライン学習支援のための経費が計上され、全会一致での原案可決となった。関好孝市長は、一般会計補正予算の内容について詳細に説明した後、今回の経費が610億8,845万8,000円に達することを述べた。
オンライン学習環境の整備については、教育委員会からも具体的な提言が出され、予算の適切な利用が求められている。また、コロナウイルス感染症対策としての緊急対応の必要性が強調され、感染防止のための対策が重要視されている。
最後に、すべての議案が無事に審議され、令和3年度市議会第3回定例会は無事に閉会となった。議長の光田茂氏は会議の総括を行い、今後の市行政への期待を寄せた。