令和3年5月21日、大牟田市議会第1回臨時会が開かれた。
本臨時会は、主に副市長及び教育長の就任に伴う紹介が行われ、会期は1日限りと決定された。議案の上程では、臨時会の目的に基づき、令和2年度及び令和3年度の一般会計補正予算、それとともに市税条例の一部改正に関する専決処分が報告された。
特に関好孝市長は、これらの議案について詳細な説明を行い、新型コロナウイルス対策に関連する予算案についても触れた。市長は「令和2年度一般会計の補正は、介護サービスの水害対策を含むものである」と述べ、備蓄や支援金の活用を強調した。
また、議案の審査結果が報告され、光田茂都市環境経済委員長は、議案第1号に対して全会一致で承認を決定したと発表した。議案第2号及び第3号についても、審査の結果、特に異議は無く、同様に承認が決まった。
その後の議事では常任委員の選任や議会運営委員の選任が行われた。全ての議事を経て、暫時休憩が取られた後、各常任委員会及び議会運営委員会による正副委員長の互選が報告された。
さらに、日程追加で議長及び副議長の辞職、また新たに選挙が行われる運びとなった。議長の境公司議員が辞職願を提出し、大野哲也副議長も辞職することが決定された。
議長選挙では光田茂議員が当選し、その後の副議長選挙で森田義孝議員が選出された。新しい議長は「市議会及び大牟田市政の発展のため、全力を尽くす」と挨拶し、議員の協力を求めた。
今回の臨時会は新たな体制のスタートを告げており、今後の大牟田市議会の動きに期待が集まる。