令和4年2月25日、大牟田市議会第6回定例会が開会された。
会期は本日から3月25日までの29日間と決定された。議長の光田茂氏は「御異議ありませんか」と問いかけ、「異議なし」との返答があり、会期の決定が確認された。
続いて、会議録署名議員が指名され、6番の江上しほり議員と17番の松尾哲也議員が選任された。両議員はその役目を果たすこととなる。
日程第3では、25件の議案と報告が上程された。関好孝市長は「重要で多岐にわたる議案を提出した」と述べた。これには令和3年度の補正予算や、令和4年度の新たな予算が含まれている。
特に、補正予算に関する議案が注目される。市民への経済支援策として、子ども一人当たり10万円の給付が報告された。市長は「コロナ禍での厳しい状況を乗り越えるための施策」と強調した。合計で662億6,322万1,000円の一般会計予算が確保され、国庫支出金が財源に計上される。
さらに、これに関連して新型コロナウイルス感染症対策経費にも予算があてられる。市長は、学びの機会の確保や、学童保育所Wi-Fi環境整備等についても言及した。
次期議会運営についての説明も行われ、新年度の方針や施策を見据えた発言があった。新型コロナや災害対策を重視しつつ地域経済の活性化にも注力する構えが示されている。