令和4年6月6日に那珂川市議会では、定例会が開催された。
出席議員は全員17名であり、議事日程は議案第66号から議案第73号までの質疑や報告に関するものである。
議案第70号について、日本共産党の吉永直子議員が質疑を行い、一般会計補正予算に関する質問をした。特に、農業用水路への転落を防止するための工事背景について尋ねた。総務部長の中村一道氏は、事故が発生したことを受け、恒久的な措置として工事を行う旨を説明した。
さらに、吉永議員は体験型英語学習推進事業についても質問した。石橋小百合教育部長は、英語教育モデルの開発が行われることを述べ、具体的な事業内容や目的について詳細を説明した。特に、小学校では南畑、岩戸、安徳南の3小学校を対象に北九州グローバルゲートウェイを活用した体験学習が予定されている。
また、津留渉議員も議案第70号に関する質問を行い、イチゴ栽培に関する経緯や補助金の概要を問いかけた。都市整備部長の白水善尚氏は、コロナ禍により売上に影響が出た農家が新たにイチゴを栽培する理由を説明し、補助金の内訳も示した。少数の農家が申請している現状も報告された。
次に議員提出議案について討論が行われ、オンラインを活用した委員会の特別措置を講じることが提案された。議会運営委員会委員長の壽福正勝議員は条例の改正理由について説明し、原案は全員賛成で可決された。
この議会では、地域の安全対策や教育の充実が重要視されている。また、新たな施策としてオンライン会議などを今後に活かす方向性が確認された。著しい進展が見られる中、議員たちは引き続き地域発展に貢献することが期待される。