令和4年3月7日の那珂川市議会定例会で、議案第2号から第10号までが審査され、詳細な報告が行われた。
議案第2号の令和3年度一般会計補正予算には、新型コロナウイルスワクチン接種券の一律送付費用が含まれており、賛否の意見が交わされた。反対意見を述べた稲生 茉莉子議員は、接種券の一律送付は市民に圧迫感を与えると強調し、慎重な判断が必要と述べた。また、オミクロン株に対する有効性や副反応の懸念も指摘された。
賛成の立場からは臂 英治議員が発言し、接種を希望する子どもたちのためにスムーズな接種の実現が重要であるとの意見を示した。また、今後の感染症対策としてワクチン接種の重要性も強調された。
議会は委員長報告をもとに、議案第2号を賛成多数で可決した。その他の議案もすべて原案通りに承認され、総務文教常任委員会や経済福祉常任委員会からの報告が各議案に添えられた。議案第3号から第10号についても全会一致で承認された。
今後の対策や予算執行に影響を与える議案であり、市民の関心が集まる中、議員たちは団結して対応していく意向を示している。