令和元年12月那珂川市議会定例会が開会された。
議長の高原隆則氏は、午前9時30分に開会を宣言し、報告を行った。報告の中で、武末茂喜市長から議案第127号と第128号の撤回が申し出られ、これが許可されたことが伝えられた。
今回の定例会では、会期が12月20日までの16日間に決定された。この会期中には、議案第119号から議案第126号および第129号から第136号までの16件の議案が上程され、提案理由の説明が行われる。
武末市長は、定例会に提出された議案の概要について説明し、その中には自動車損傷事故に関する損害賠償についての議案が含まれている。特に、議案第119号は、自動車損傷事故に基づく損害賠償額を定めるもので、賠償金は2万5,000円とされている。また議案第120号は、この損害賠償に関する補正予算である。
さらに、議案第121号では窓ガラス等の損傷事故に対する損害賠償が取り上げられ、賠償金は2万9,700円であることが伝えられた。議案第122号は、この損害賠償に係る補正予算であり、補正金額は3万円としている。
市の制度に関する議案もあり、議案第123号は会計年度任用職員制度を導入するための条例改正を提案している。これにより、現行法律に基づいた条例の整備が図られる。
また、災害弔慰金支給にかかる法律改正を受けての議案第125号も上提され、改正内容は法律の条項に則ったものとなる。さらに、家庭的保育事業に関する基準の改正を定める議案第126号も提出された。
最後に、エコピア・なかがわに関する指定管理者の指定について議案第136号が取り扱われ、管理者の能力と実績が十分であることが強調された。
今回の定例会では、これらの議案に対し慎重な審議が求められていることが市長から付け加えられた。これにより、那珂川市の今後の施策や住民サービスの基盤が強化されることが期待されている。議事は新たな進展を迎え、市民生活に影響を与える意義ある議論が求められる。