令和4年12月定例会が開催され、様々な議案について質疑が行われた。
出席議員は17名、欠席はなし。議長の高原隆則氏が開会を宣言し、日程の変更を伝えた。議事には、議案第94号から議案第110号までが取り上げられ、まずは質疑が実施される。
議案第97号の質疑では、田中夏代子氏が水源地域振興計画の事業者選定に関する質問を投げかけた。都市整備部長の白水善尚氏は、観光振興や地域政策等の専門家を想定して選定委員会を構成することを説明した。特に、観光関連の有識者を中心に選任される点を強調した。
田中氏はさらに、地域連携の重要性を指摘し、南畑との関係性についても質問。白水部長は、近年の社会情勢を考慮した結果、南畑地域の有識者を委員に含めていないことを伝えた。
次に、議案第101号について質疑が行われ、國廣政則氏が教育費や公務災害補償に関する具体的な内容を尋ねた。教育部長の石橋小百合氏は、清掃作業員の業務がコロナ禍において従前の感染防止対策を重視していると述べた。
公務災害の説明では、非常勤職員の事故について詳細が提供され、今後治療費が発生する可能性も示された。また、教育施設の維持管理費用に関しても、新型コロナウイルスの影響について具体的な修繕の必要性が明言された。
その後、国廣氏は債務負担行為に関しても質問。市民生活部長の川口省二氏は、運営方法の変更について指定管理者制度から包括運営業務委託へ移行する背景を説明した。これにより、市の管理責任が明確化されるとのことで、議会での質疑が続いた。
最後に、日程第2として、議案第94号から議案第110号までの各常任委員会への付託が承認された。議会運営委員には松尾正貴氏が選任され、定例会は高原議長のもと、午前9時48分に散会した。