令和元年6月25日、那珂川市議会は定例会を開催した。
議会は午前9時30分に開議され、議題に基づいて各議案の審議が進められた。
最初に行われた委員長報告では、原口憲雄議員(総務文教常任委員会委員長)が6つの議案の結果を報告した。
この中で、議案第77号は原案通り可決され、議案第78号(総合運動公園整備等事業者選定委員会設置条例)は賛成多数で可決されている。
平山ひとみ議員(日本共産党)は、議案第78号に対する反対討論を行った。
彼女は、民間事業者が利益を優先し、公共サービスが犠牲になるリスクを指摘し、過去のPFI事業の失敗事例を挙げた。
これにより、PFI方式が地域の中小企業に寄与せず、行政との癒着の危険性があると強調した。
その後、採決が行われ、議案に対する賛成意見が多く見られた。
議題に上がった議案は、議案第79号から議案第85号まで、全て原案の通り可決された。
これにより、那珂川市議会は予算案や条例改正に関する重要な決定を行った。
議会運営に関する閉会中の調査や、議員派遣などが提出され、議会はスムーズに進行した。
本定例会は、午前9時52分に閉会された。
また、江頭大助議員(議会運営委員会委員長)は、議会ICT化の進行状況を報告し、今後の視察計画についても言及した。
このように情報化の進展を目指す動きが議会内で進められていることが確認された。
議会閉会中の調査機関は活発に活動し、地域コミュニティ再編検討特別委員会は、地域の課題抽出を進める意向を示した。