令和5年3月7日に行われた那珂川市議会定例会では、議員提出議案が承認された。全議案に賛成票が投じられ、議事は円滑に進行した。これにより市の財政計画や施策への影響が予想される。
まず、日程第1として議案第1号から議案第11号までが一括で議題に上げられた。総務文教常任委員会委員長の上野彰氏が、議案の審査結果を報告した。特に、令和4年度の一般会計補正予算が全員賛成で承認された。この件について上野氏は、「慎重に審査した結果、原案のとおり承認」と強調した。
続いて経済福祉常任委員会委員長の臂英治氏が報告を行った。令和4年度介護保険事業特別会計補正予算が全員賛成で承認され、議会内での大きな合意が得られた。臂氏も同様に、「全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます」と述べた。
その後、予算常任委員会の報告も行われた。臂氏が再び登壇し、児童福祉の安全対策や個人番号カード交付率に関する質疑応答があった。委員からの質問に対し、執行部は国の目標に沿った交付率の見込みを説明した。その結果、原案が全員賛成で可決された。
最後に議員提出議案第1号が上程され、議会運営委員会委員長の壽福正勝氏が提案理由を説明した。任期を見直すことで、従来の不都合を解消し、よりスムーズな議会運営を目指す意義が示された。質疑や討論を経て、議案は全員賛成により可決された。
これにより、那珂川市議会の決定が新たな施策実施に向けた一歩を踏み出した。議会は今後も地域の発展に寄与するため、引き続き慎重な審議を行うと期待される。