令和6年3月7日、那珂川市議会は定例会を開き、11件の議案について一括議題とし、すべて原案通りの可決が行われた。
議事は午前9時30分に始まり、出席議員は14名であることが確認された。欠席者は病気や新型コロナウイルスのためであった。本日は、議案第2号から第11号までが審議された。
最初に、総務文教常任委員会の委員長、上野彰氏が報告を行った。主な報告内容として、公共用地先行取得の特別会計補正予算や、国民健康保険事業特別会計補正予算が全員賛成で承認されたことが挙げられた。続く経済福祉常任委員会からは、羽良和弘氏が、損害賠償に関する自動車事故の専決処分を全員賛成で承認されたと伝えた。
さらに、予算常任委員会の田中夏代子氏が、第3号一般会計補正予算について報告。子ども支援事業の減額理由について質疑が行われ、執行部は公募型プロポーザルの結果によるものと説明した。新型コロナウイルスワクチン接種事業費に関する質疑には、当初の接種者見込みに対し実際の接種率は低下していることを受けた減額が行われたと述べた。
その後、議案に対する質疑が行われたが、質疑は一切なく、討論に進んだ。討論でも発言はなく、すべての議案について原案通り可決が決まる。議長、高原隆則氏は、全議案が全員賛成であると確認し、次回から適切な時期に報告を行うとの述べた。会議は午前9時42分に散会した。