令和3年第2回那珂川市議会臨時会が行われた。
議会は、議案第49号及び議案第50号に関する提案理由を説明するために招集され、全出席議員の賛成により、議案は可決された。議案第49号は、令和2年度一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれ760万8,000円が追加され、予算の総額は267億2,151万5,000円となる。
一方、議案第50号は、令和3年度一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれ5億2,593万2,000円を追加するもので、総額は191億304万1,000円に達する。市長の武末茂喜氏は、これらの予算が市民生活に与える影響を強調した。
質疑の場では、議員からは具体的な経費の内容や使途についての質問がなされ、特に新型コロナウイルス関連の施策に関する事項が注目された。川口省二総務部長は、各項目の詳細な説明を行い、理解を求めた。しかし、この質疑では特段の反対意見も示されなかった。
討論では、原案に対して賛成意見が出される一方で、反対意見は見られなかった。議長の高原隆則氏は、討論を締めくくり、採決に移ることを促した。
採決では、議案第49号と議案第50号の両案とも全員賛成により可決された。議長は、臨時会を閉会する前に、議員と関係者に対して感謝の意を表した。