令和2年12月18日、那珂川市議会の定例会が開催され、計11の議事が進行した。
特に注目されたのが、いくつかの議案や意見書の審議であった。議案第86号では、国民健康保険税条例の改正が全員の賛成を得て承認され、議案第87号も同様に承認された。
また、質疑においては、家庭系ごみ袋の製作に関する予算に対し、関連する原材料費の値上がりが指摘され、議員から厳格な入札の必要性が強調された。これは、経済福祉常任委員会における重要な質疑となった。
さらに、意見書第3号として、教職員定数の改善を求める案が提出され、特に新型コロナウイルスの影響に関連した質疑が繰り広げられた。本案では、少人数学級の実現が求められ、平山ひとみ議員が賛成討論を行った。
この意見書案も、特に重要な議題として全員の賛成により可決された。
さらに、議会運営委員会からの報告では、委員会の可視化や議員報酬の適正化が議論された。報酬は29市中29位の30万円であり、改善が必要との意見も出ている。
また、閉会中の調査事項としては、コミュニティ再編に関する成果が報告され、今後の課題としての重要性が指摘された。これにより、各行政区における課題解決に向けた議論が進められる見通しである。
最後に、議員派遣に関する決定が異議なく承認され、議会の全日程が無事に終了した。