令和3年第3回那珂川市議会臨時会が開会し、重要な議題が討議された。
今回は議長選挙が行われ、高原隆則議員が全会一致で当選した。選挙結果の発表時、高原議員は「議会が公正かつ円滑に運営されるよう努力する」と述べ、市民の信頼に応える意気込みを示した。
副議長には江頭大助議員が選任され、さらなる議会の発展への期待が寄せられた。江頭副議長は、「高原議長をしっかり支え、公正な議会運営を行う」と皆に協力を呼びかけた。
その後、常任委員の選任が行われ、各常任委員会の委員長と副委員長が互選により決定された。これにより、効率的な議会運営が進むことが見込まれている。
特別委員会の設置を目指す決議が3件提出され、全て賛成多数で可決された。設置される委員会は、議会広報特別委員会、那珂川市総合運動公園検討特別委員会、地域コミュニティ再編検討特別委員会である。これにより、市民とのコミュニケーションの強化が図られることが期待されている。
また、春日那珂川水道企業団議会議員と福岡都市圏南部環境事業組合議会議員の選挙も実施された。ここでは、最終的に選出された議員たちが今後の課題に取り組むことを誓った。
議案第51号から議案第54号までについても提案され、いずれも原案通り可決された。特に、議案第52号の子育て世帯生活支援特別給付金の支給は、市民にとって重要な施策であり、新型コロナウイルスの影響で困難な状況にある家庭への支援が続けられることが決定した。
会議は午後4時10分に閉会し、議会の機能強化と市民サービスの向上が進められることが期待されている。今後の議会運営に注目が集まる。