令和2年12月7日、那珂川市議会で定例会が開かれた。
議案第85号から議案第100号までの質疑が行われ、議長の高原隆則氏が会議を開始したと伝えられる。
質疑では、議案第96号に関して津留渉議員が非公募での指定管理者選定について質問した。これに対し、江頭哲次市民生活部長は、選定手続きについて説明した。
また、議案審査に当たって資料が不足していた点も指摘され、江頭部長はその説明を行い謝罪した。
津留議員は、業者の業務計画書や収支予算書のみが提示されたことを問題視した。これに対し、江頭市民生活部長は、仕様書のタブレットへのアップロードの失念を認め、今後の対応を約束した。議場では、議案の適切な資料提出が重要であるとの意見が多く出された。
議案第97号から第100号に関しては質疑が行われず、日程に沿った進行が確認された。議長が「異議なし」として、各常任委員会に付託することが決まり、今回の議事は円滑に終了した。全体を通して議論が活発に行われ、議会の機能が適切に運営されていることが示唆された。
今後、執行部は内部チェック体制を強化し、情報の透明性を高めることが求められるだろう。それにより、議会との信頼関係の構築が期待される。