令和4年11月25日、那珂川市議会臨時会が開催され、議案第92号及び第93号が可決された。
今回の臨時会では、出席した16名の議員が参加した。議長を務めた高原隆則議員は、平山ひとみ議員の欠席を報告し、会議を開始した。
日程第1では、会議録署名議員として11番の壽福正勝議員、12番の上野彰議員が指名される。続いて日程第2で会期の決定が行われ、本臨時会の会期は本日1日に決定した。
日程第3から日程第8にかけ、議案第92号及び第93号に関する議事が進行した。
市長の武末茂喜氏が議案の提案理由を説明した。議案第92号は自動車事故による損害賠償の額を定める内容であり、議案第93号は令和4年度の一般会計補正予算で1億2,121万3,000円の追加を含んでいた。
特に、議案第93号では、地域の生活者や事業者への支援を目的とした新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に基づく施策が強調された。
市民生活部長による詳細な説明に対し、質疑が行われ、国の支援策に基づく運用方法や期間などが確認された。国の指針に従い、対象家電を購入した市民への補助金が401件に達することを見込んでいる。
議案第92号の質疑においては、議員の國廣政則氏が事故の詳細や損害賠償の内訳について質問。市民生活部長の川口省二氏が賠償の具体的な項目に言及した。
その後、討論が行われ、賛成意見のみが表明された。最終的に両議案は全員の賛成により可決された。臨時会は午前11時13分に閉会され、議長の高原隆則氏と署名議員による会議録が署名された。
今回の臨時会では、那珂川市民に対する支援策が提案され、市議会は一致団結した決議を示した。