令和3年12月定例会が福津市議会にて開催された。
第一次、議長の江上 隆行氏は開会に際し、特に新型コロナウイルス対策に関する報告を行い、接種率67%を超えたことを強調した。引き続きマスクの着用や手指消毒を呼びかけ、今後の会議運営に協力を求めた。
また、会期が令和3年11月24日から12月9日までの16日間に決定された。この決定に対し、「異議なし」との声が上がった。協議内容に入ると、原﨑 智仁市長が挨拶し、議案および報告に関する詳細を説明した。ここでは、損害賠償に関する議案が二つ取り上げられた。
まず、専決処分した事件の一つ目として、福津市道在自1号線での車両破損事故に関する損害賠償額56,100円が報告された。「賠償金の支払いは避けられない」と原﨑市長は述べ、今後の市道パトロール強化を進める意向を表明した。
次に、雇用契約上の地位確認等請求事件の和解についても説明され、ここでは従業員に関する解雇トラブルが軽視されてはいけないとの意見が出た。具体的な解雇理由は「認識の相違」とされているが、その詳細については確認されなかった。(
報告に続き、複数の補正予算案が提示され、議案第41号から第45号に至るまで細かい内容がカバーされた。特に、令和3年度福津市一般会計補正予算では、津屋崎小学校や新設共同調理場等の整備のための予算が計上され、計上額による地区活性化に期待が寄せられている。
さらに、補正には新型コロナウイルスに関連する生活支援事業なども含まれており、市としての対応を進める重要性が強調された。