令和元年12月2日、福津市議会は第7回定例会を開催した。
今回の議事では主に5つの補正予算が提案され、全てが全員賛成で可決された。具体的には、福津市一般会計補正予算(第4号)、国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、そして公共下水道事業会計補正予算(第1号)だ。
特に、議案第53号の一般会計補正予算について、予算審査特別委員会委員長の米山 信氏は「全ての議案が慎重に審査され、原案通り可決すべきものと決定した」と報告した。これに対し議場には異議の声も無く、議案は無事に通過した。
議題の中には工事請負契約に関する議案第67号もあり、原﨑智仁市長が提案理由を述べた。この契約は、福間小学校第2教室棟増築工事に関するもので、工期は2021年1月29日まで、契約金額は4億4,330万円である。契約方法は制限付一般競争入札となった。
質疑応答の中で、横山 良雄議員は擁壁工事について懸念を示した。「昨年の工事で下地盤の不安が顕在化したが、今回はその事例を考慮しているのか」と質問した。これに対し、重冨 隆教育部理事は「設計段階で十分な検討は行われており、土木業者の知見も生かされている」と答えた。