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福津市議会で農業振興計画と香害への取り組みが議論

福津市議会の定例会では、農業振興地域整備計画や香害対策、観光振興が議題に。市民の健康と観光業の未来に対する関心が寄せられた。
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令和5年6月19日、福津市議会において、複数の重要議題が討議された。中でも、農業振興と環境保全に関する議論は特に注目され、様々な提案が模索された。

福津市農業振興地域整備計画については、倉元敏徳議員が質問を行った。市長の原﨑智仁氏は、旧福間町分および旧津屋崎町分における調査の必要性を認め、農業振興法に基づく基礎調査が行われなかった理由を説明した。農業振興地域の整備計画が現行の農業環境に適応することの重要性を強調した。また、今後の計画や調査方法についても慎重な検討が求められている。

次に、豆田優子議員は香害に関する取り組みについて質問し、市長は香害の周知や実態調査の必要性を語った。香害による健康問題への配慮が不可欠であること、また、市民生活への影響を最小限に抑えるためのフレグランスフリーの環境が求められていると訴えた。直面する課題には、香料に含まれる化学物質による健康被害が挙げられ、市民からの意見を尊重し、啓発活動の強化が必要であることが確認された。

また、大山隆之議員は観光地としてのPR戦略と暑い季節に向けた準備について質問した。市長は、福津市の観光入込客数の目標が612万人であることを示し、プロモーション活動の実施状況を説明した。福津市が持つ「かがみの海」や「光の道」といった魅力的な観光資源を通じて、地域の活性化と観光業の振興を図っていると強調した。特に、観光資源の開発やマーケティングの強化は市の施策として重要であるとの認識が示された。

最後に、山本祐平議員からの過大規模校への対応についての長い議論があり、大規模校における教職員の駐車場確保や教員・生徒の安全面に関する問題が挙げられた。教育委員会は、校区外通学制度を利用し、過大規模校の負担を軽減することの重要性を改めて認識していると述べた。また、今後の説明会の開催等、市民への情報提供をしっかり進める必要性についても言及された。

議会開催日
議会名令和5年6月第4回福津市議会
議事録
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