福津市では、新型コロナウイルスワクチン接種に関する取り組みが進行中で、医療機関との連携や集団接種の実施が計画されている。
市は、65歳以上の高齢者に向けた接種券を3月下旬から順次配布するとし、4月の最終週にワクチンが到着予定で、5月連休明けから接種を開始する見込みだ。接種は医療機関での個別接種と集団接種を組み合わせて実施し、対象医療機関は22カ所が参加を予定している。
感染症対策としてワクチン接種のスケジュールが予定されており、医師会との調整により、集団接種は健康福祉部内に設置された新型コロナワクチン接種対策室が主導する。具体的には、接種希望者の予約受付を始めるとともに、コールセンターを運営しており、現在は接種に関する問い合わせにも対応している。
一方、福津市の教育環境も話題となり、特に福間小・福間南小・津屋崎小学校などの過密状態について問題提起がなされている。間もなく迎える児童数の増加に対し、教育委員会は、特別教室や図書室の増設、グラウンドの使用改善を検討している。特に新設校の建設が難航する中、現在の校舎の効果的な活用が求められている。
また、教育長は部活動における支援策として、教員の人材確保の必要性を強調しており、過密校における学習機会均等を目指している。特に、部活動とソフト面の環境づくりが、児童・生徒のメンタル面を含めた健康状態に大きな影響を及ぼすことが強調されている。
指導部からは、教職員の働き方改革とともに、特別支援教育支援員の増員といった取り組みが進められ、今後も教育環境の整備に向けた倍旧の努力が求められる。最後に、市長は人材育成を図り、福津市の職員が自信を持って業務を遂行できる体制作りの重要性を示し、全体的な調整が行われることが期待されている。