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福津市議会、子どもたちの安心な学びを目指す施策を議論

福津市議会で石田まなみ議員が、子どもたちが安心して学べる環境づくりについて質問。給食費の未収問題や制服の統一化などが議論されました。
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令和2年12月に開催された第5回福津市議会において、石田まなみ議員が「子どもたちが安心して学べる福津市」をテーマにした質問を行った。

最初に、石田議員は福津市内の小中学校における給食費の未収状況について提起した。教育長の柴田幸尚氏によると、給食費の徴収率は99%近くを誇っており、経済的に困難な家庭には就学援助制度が設けられている。この制度について、「教育委員会が積極的に周知しており、児童手当から給食費を徴収する対応も行う」と説明した。

次に、給食エプロンのクリーニングについても質問が及んだ。石田議員は、家庭でのクリーニングに関する負担や香害の問題を指摘し、クリーニングを委託できないかと提案した。教育長は、「情意面の育みを考慮し、現状ではクリーニング委託は難しい」との見解を示したが、現場の教員の負担を軽減する方法として再検討の余地があることを認めた。

制服の統一化については、市内の制服が現状男女別のデザインであり、生徒の多様性への配慮が必要であることが言及された。教育長は、福間東中学校で実施された制服検討委員会の成果に期待を寄せ、「今後も多様性を尊重したデザインへの変更を進めていきたい」と述べた。

また、小中学校の教室に設置されているエアコンのメンテナンスに関して、柴田教育長は「法定点検を行い、経年劣化した機器は計画的に更新していく考え」と回答した。エアコンの維持管理も学校現場で重要な課題となっている。

最後に、エンゼルスポットの閉館後、FUCSTA利用の状況について、市長の原﨑智仁氏が「新型コロナウイルスの影響で利用者が少なく、対策を講じている」と報告した。市では利用者に対する安全対策を重視し、「信頼される施設として運営を進めていきたい」とコメントした。

この質疑を通して、議員たちは福津市内の子どもたちがより安心して学べる環境を実現するため、学校運営や地域との連携を強化する必要性を訴えた。今後、教育委員会や市は、これらの提案を基により良い施策を展開することが期待されている。

議会開催日
議会名令和2年12月第5回福津市議会
議事録
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