福津市議会、一般会計予算を含む29議案を可決

令和5年3月20日、福津市議会第2回定例会が開催された。議会では、29件に及ぶ議案が審議され、特に一般会計予算について多くの議員が意見を述べた。一般会計予算の審査報告では、賛成意見が大半を占めたものの、反対意見もいくつか挙げられた。反対意見の代表的なものとして、福津市国民健康保険事業特別会計予算に対する意見がある。福津市の新型コロナウイルス感染症の影響による未納税者や負担増への懸念が取り上げられた。議員は、「新型コロナの影響を考慮し、保険税率の据え置きがされていることは評価できるが、依然高い税率に市民の生活が脅かされている」と指摘した。特に、後期高齢者医療事業特別会計予算に関しては、「制度自体が脆弱で、医療費の増加は直接的な負担増につながる」と懸念の声が上がった。