令和3年9月8日、福津市議会は定例会を開き、計6件の補正予算案を審議し、すべて可決した。
議案第29号から第34号まで、すべてに対して全員一致で賛成の意見が示された。特に令和3年度福津市一般会計補正予算(第3号)は、重要な議案の一つとされ、予算審査特別委員会の米山信委員長は「全議員の意見を反映した結果である」と述べた。
同会議では、一般会計補正予算や国民健康保険事業特別会計補正予算、後期高齢者医療事業特別会計補正予算など、地域の福祉向上に寄与する予算が内容として挙げられている。一般会計補正予算の内訳には、各種事業の歳出や新たな施策に必要な経費が含まれており、住民の支援を強化する狙いがある。
また、議案第30号の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)では、医療サービスの充実を図りたいという市の意向が示された。この件に関しても賛成意見が集中し、迅速な給付が求められた。
福津市は今後も地域課題に真摯に向き合い、適切な予算管理を行い続ける姿勢を保ちながら、地域住民の福祉を確保していく方針を強調している。議長の江上隆行氏は「地域のニーズへの対応が重要であり、予算の活用がその鍵となる」と最後に結論づけた。
本日の会議において審議された全ての議案は無事可決され、議会は午後1時9分に散会となった。今後の福津市議会の動向にも注目が集まる。