令和元年6月11日、おおい町議会は定例会を開催し、15日間の会期が決定した。
議長の尾谷和枝氏は、会議録署名議員に堤満也氏と桑田和弘氏を指名した後、各議案や報告の審議に移る。
町長の中塚寛氏は、各報告について説明し、特に平成30年度一般会計の繰越計算書について詳細を述べた。具体的には、総務費や防災対策に関連する多額の繰越額が示され、総計で3億2,903万円の繰越があると報告した。これには、もちろん各種の地域振興策が含まれている。
また、続いて特別会計関連の報告や、町が出資する法人の経営状況についても順次報告された。中塚町長は、地域の経済を支えるために様々な取り組みを紹介した。
議題には名田庄小学校の施設改修工事契約も含まれており、工事は安全性向上や防災面が重視されている。工期は令和元年9月27日と設定され、落札は5,238万円で行われ、業者は富士良建設株式会社であることが明かされた。
おおい町は、森林環境譲与税による基金の設立や、災害弔慰金の支給に関連する条例の一部改正についても審議し、特に低所得者への対策が強調された。
議案第37号では、令和元年度一般会計の補正予算も話題となり、特に6040万円の追加予算が報告され、町民の生活支援策や保健医療などへの取り組みが強調された。
町議会は引き続き、地域の経済支援、環境保護、公共インフラの整備など、幅広い行政課題に真摯に取り組む方針を示し、今後の進捗に期待が寄せられる。
本日の会議を経て、さらなる地区の発展が期待される中、議会は6月19日までの休会を決定し、会議を閉じた。