令和4年おおい町議会の9月定例会議が、8月30日に議事堂で開かれた。
出席は14名で、欠席はなしだった。
議長の松井榮治氏が開会を宣言し、議事日程に沿った進行が行われた。最初に議会録署名議員として、堤満也議員と桑田和弘議員が指名された。
次に、会議期間が本日から9月20日までの22日間に決定され、異議はなかった。
この後、行政報告が行われ、町長の中塚寛氏が令和3年度の決算に基づく報告を行った。健全化判断比率の数値が報告され、実質赤字比率は該当なしとのことであった。
中塚町長は、実質公債費比率が1.0%であり、財政健全化基準を大きく下回っていることを説明した。また、町の財政の健全性に対する取り組みを強調し、将来の財政状況も注意深く見守る意義を述べた。
さらなる議事として、報告第8号及び第9号が議題に上がり、特定公共賃貸住宅の管理に関する条例改正や、選挙運動の公営に関する条例改正が議論された。これには、選挙運動用自動車の使用経費の引き上げが含まれた。
育児休業に関わる条例改正も検討され、より柔軟な準備を進めることが示唆された。これにより、町職員のワークライフバランスの向上を図る意向が述べられた。
また、令和4年度一般会計補正予算案が提出された。この補正予算は、町内外の各種プロジェクトと併せ、民生や教育分野の施策が確保される形を取っている。そして、特別会計も含めた経済的意義が再確認され、投資の重要性が強調された。特に、コロナ対策としての支援策や、県市町への助成要請が行われた。
最後に、漁港施設整備工事契約が議題に上がる中、長期的な方針と関連施設への投資が重要視された。中塚町長は、地域課題に対する対策と、将来にわたる持続可能な町の発展に向けた取り組みを合わせて説明された。
本日の会議は11時28分に閉会となり、次回の日程についても確認された。