令和3年第2回おおい町議会定例会は、2023年3月23日までの会期が決定された。会議は令和3年2月26日午前9時26分に開会し、町長の中塚寛氏がさまざまな行政問題に対し行動を促す発言を行った。
中塚町長は最初に、新型コロナウイルス感染症に関する現状について触れ、感染拡大防止に向けた取り組みを再確認した。また、『ワクチン接種の準備のために259万円を追加し、令和2年度一般会計補正予算に計上した』と述べ、積極的な対応を求めた。
次いで、令和2年度の補正予算案として、一般会計の5号と6号それぞれの予算について説明した。特に、一般会計補正予算第5号では新型コロナ対策としての予算を組み込むことが強調された。中塚町長は『急を要する施策として、新型コロナウイルスワクチンの予防接種準備に必要な経費を計上したことが議会から承認されたことを感謝している。』と述べ、感染防止策を引き続き進めていく重要性を訴えた。
また、令和3年度の予算策定にあたり、子育てや地域活性化に対する予算が組まれており、町が独自に行っている子育て支援策の実施が今後も続くと示された。具体的には、保育料無料化や交通費助成など、町民の生活を支える施策が必要であると強調された。
その後、午後3時11分にはこれらの予算案が賛成多数で可決され、町民の健康を守る対策が進むこととなった。また、管理課の廃止と、名田庄地域における窓口の改善のため、公民館活動の活性化も図られる。