令和2年第3回おおい町議会定例会が、6月24日に開催された。
出席したのは14名で、議長の尾谷和枝氏が会議を進行した。様々な議案が審議され、重要な条例改正や予算の補正が協議された。
特に目立ったのは、議案第35号から第46号までの複数の議案が一括で審議された点である。総務常任委員長の辻徹氏は、町税条例や国民健康保険税条例の改正について詳細に報告した。この中で、質疑が行われ、事実婚家庭への配慮などについて議論された。
また、農業集落排水事業特別会計に関する議案は、地域振興や住民福祉に寄与するものであり、重要な役割を担っていると強調された。
各議案に関する質疑においては、具体的なデータに基づく質疑が多くあり、特におおい町の社会保障や防災対策に関連することが多く見られた。議長の尾谷氏も、住民の生活向上に直結する重要性について言及した。
次に、補正予算の議案においては、議員からの反対意見も交えつつ、賛成多数で可決された。特に新型コロナウイルスの影響を考慮した予算案が支持を集めた。
工事請負契約についても多数の議案が提出され、特に急傾斜地崩壊対策や河川改良工事に関する質疑が活発に行われた。この中で、施工方法の安全性や経済性についての質疑が多く寄せられた。