令和4年12月定例会議が11月30日に開催された。
出席議員は13名、欠席は1名で、議長の松井榮治氏が議事を進行した。
会議の主な議題は、各種条例改正や補正予算に関する議案であり、町長の中塚寛氏が提案した。
議案第62号に関する総括的な説明では、特別職の給与の支給割合を引き上げる内容であり、これは特別職の国家公務員の給与改定に準じるものであると明言された。
次に、議案第63号では、一般職の職員の給与について、人事院及び県人事委員会の勧告に基づいた給料表の改定が取り上げられた。
初任給若年層職員の増額改定が含まれ、4月分からの遡及适用についても触れられた。この点について議員からの質疑はないことが確認される。
続いて、議案第64号では職員の定年等に関する条例の改正が話題となり、退職年齢が65歳まで段階的に引き上げられることに伴う所要の改正が行われる。
また、議案第65号には、町税条例の一部改正が含まれ、退職手当等に係る所得を報告する際の配偶者情報の追加や住宅ローン控除の適用期限の延長など、重要な変更点が紹介された。
議案第66号から72号については、令和4年度の各特別会計補正予算が一括議題とされ、総額が約134億円に上るこれらの議案が可決される見通しであることが示唆された。
さらに、町長からは、国民健康保険名田庄診療所のエックス線テレビシステム更新に関する議案第73号も提案された。
入札結果に基づき、株式会社ミタスが落札したことが報告された。
議案第74号では、おおい町の公の施設の管理者指定について話し合われ、株式会社おおいが指定管理を継続することが決定される見込みである。
最後に、議長は会議期間を12月20日までの約21日間とし、今会議は質疑もなく休会が決定された。
議長と署名議員により、会議録が締結され、全ての議事が終了した。