令和4年第2回おおい町議会定例会が2月22日、町議会議事堂で開かれた。
出席議員は全員14名で、議長の松井榮治氏が議事を開始した。
日程では、会議録署名議員の指名や会期の決定に関する議案が上程され、会期は3月15日までの22日間に決定された。
続く議案には、令和3年度の各種特別会計の補正予算が含まれており、町長の中塚寛氏が提案理由を説明した。
中塚氏は、オミクロン株によるコロナ感染症の増加や、冬季の降雪などの影響で、町民の健康を守るための対策が重要であると強調した。
議案第4号の一般会計補正予算では、歳入歳出共に約2億4285万円の減額が見込まれ、総額は117億6083万5000円になると説明された。
特に、補正内容にはコロナ禍の影響を受けた補助金の増額や、町内バス運行への追加補助金などが含まれる。
また、各医療事業や介護サービス事業に関連する予算案が提出され、それぞれの補正に関しても審議が行われた。
午後4時過ぎ、議案は予算決算常任委員会に付託され、採決が実施されたが、すべての議案が全会一致で可決された。議題の一部改正に関する条例や特別会計についても同様に討論が行われ、採決を経て全て承認された。
最終的には、選挙管理委員会の委員および補充員の選挙も行われ、議会は休会を決定し、進行中の議事を一旦終了させることが確認された。