令和2年第2回おおい町議会臨時会が開かれ、重要な議題が審議された。
会期は本日一日と決定され、まず会議録署名議員として堤満也氏と桑田和弘氏が指名された。
続いて、専決処分の承認を求める2件が一括議題となり、中塚寛町長が提案理由を説明した。
この承認事項には、おおい町町税条例の一部改正に関する専決処分と、おおい町国民健康保険税条例の一部改正が含まれている。
専決処分に伴う税条例の改正内容は、地方税法の一部改正に基づくものであり、課税上の公平性確保に向けた所有者不明土地に関する新たな規定が設けられる。
特に国民健康保険税に関しては、軽減措置の拡大が図られ、低所得者層への支援が強化される。
町長は、この改正によって税制の透明性を高め、納税者の負担を軽減する意義を強調した。
次に、おおい町介護保険条例の一部改正についても議論が行われ、消費税増税分の軽減措置強化について述べられた。
これにより、低所得者の介護保険料が軽減される方針が示されている。
また、教育委員会委員の任命についても提案があり、藤原はるみ氏が再任されることが決定した。
質疑応答こそなかったものの、出席した議員全員がこの任命に賛成し、承認された。
この臨時会においては、重要な議題が話し合われ、全体として議決はすべて承認されたことを受け、町長は町民に対し福祉向上への取り組みと今後の連携を要請した。
閉会に際し、尾谷和枝議長は議会の成果を讃え、出席者全員への感謝を表明した。