令和2年第6回おおい町議会臨時会が開催された。
議長の尾谷和枝氏が進行し、議題に沿って次第が進められた。
初めに、会議録は原田和美氏、藤原義隆氏が署名し、会期は本日1日間に決定。
議案第69号の工事請負契約の締結について、中塚寛町長は新たに整備する創業支援施設に
地中熱利用システムの導入工事を計画していると説明した。これは、空調設備に地中熱を
利用するためのもので、入札の結果、株式会社荒木が受注し、契約金額は約1億1千万円である。
工事は令和3年3月31日まで行われる予定だ。
また、議案第70号では指定管理者の指定について討議された。中塚氏は、リライトおおい株式会社を
指定管理者として設置する意義を説明し、同社の地元商業活性化への貢献に期待を寄せた。
猿橋啓一氏からは、地域の商業活性化のために地元店舗の出店を促す重要性が強調された。
さらに、中塚氏は町の人口減少や消費力の低下について言及し、地域の事業者と連携して
活性化を図りたいと述べた。猿橋巧氏は観光団体や商工会との役割分担を心配し、
協力して進める必要性を求めた。
最終的に、議案は全て可決され、町長の締めの挨拶で閉会となった。議長は町民の福祉や
町の発展に向けて、今後さらに協働を進める姿勢を示した。