令和元年第3回おおい町議会定例会が、6月25日に開催された。
議題には、さまざまな重要な議案が含まれており、特に工事請負契約および各種条例の制定に関して有意義な議論が行われた。
議会は午前9時20分に開会し、最初に会議録署名議員が指名された。議案第42号は、屋根外壁等改修工事に関する工事請負契約の締結についてで、町長の中塚寛氏が提案理由を説明した。
中塚町長は、工事の概要や落札業者のことを述べ、審議を求めた。審議の結果、特に質疑応答は行われなかったが、賛成多数で議案は可決された。この工事は大飯図書館・史料館の改修計画の一環で、重要な投資となる。
続いて、議案第34号の森林環境譲与税基金条例の制定についても重要なテーマとなり、委員長の細川正博氏が経過を報告した。質疑では、森林環境譲与税の入手による影響について議論され、予算の確保が今後の大きな課題であることが共通認識として示された。
また、議案第35号と第36号の条例改正も一括議題として取り上げられた。両議案とも全会一致で可決され、町民に対する支援が強化されることとなった。職務にかかわる保険料の改定や弔慰金に関する改革が進む。
さらに、令和元年度の一般会計補正予算が提案され、数々の質疑が行われた後、起立による採決が行われ、これも可決された。中でも、町の未来戦略に基づく事業運営の重要性が強調された。
最後に、この日の会議では地域振興対策特別委員会の設置に関する提案がなされ、町長が地域の活性化に向けた施策に期待を寄せていることを表明した。今後の議論において、この特別委員会がどのような成果をもたらすのか注目が集まっている。