令和元年12月4日、大網白里市議会第4回定例会が開会した。
本会議は、一般選挙後初めての議会であり、議長選挙が行われた。臨時議長の山下豊昭議員が進行し、田辺正弘議員の当選が決定する。議長に当選した田辺議員は、市民の声を大切にする議会運営を約束する。
また、副議長に堀本孝雄議員が選出され、議会運営を支える。議長選挙の後は、多くの議題が続く中で常任委員会の選任や、山武郡市広域水道企業団議会議員の選挙が行われた。特に、水道企業団の議員選出は、地域水道行政の重要な一端を担うものであり、地域住民のインフラを支える役割を強調すべきである。
金坂昌典市長は、行政事務の報告において、最近の台風や大雨による災害対応について言及した。特に、台風15号や19号の影響で多くの市民が被災しており、援助策を強化していることを明らかにした。市長は「被災者の生活再建に向けて、様々な支援策を講じている。議会の協力をお願いしたい」と述べた。
台風による災害の影響を受けた地域に対し、特別な補正予算も計上される。これに関連して、国や県の補助金を利用した支援策が存在し、早急な対応が求められるとされた。
また、今回の議会では、令和元年度一般会計補正予算やその他議案が一括上程され、最終的に議案が承認された。特に、福祉会館や土地開発基金に関わる条例の改正案についても言及され、地域福祉の強化が期待される。
その後、議会の日程調整が行われ、質疑が予定されている。議員の間でも意見や質問が活発に取り交わされ、次回の会議に向けて市政運営の質を高めるための姿勢が伺えた。議会の進行に対する市民の期待も高いとされ、引き続き議員の取り組みが重要である。
最後に、会議は円滑に進められ、本日の日程は全て終了となった。