令和6年第2回定例会が6月13日に開催され、議案多数が審議された。
市税条例の改正や、一般会計補正予算が議題に上り、重要な議論が行われた。
議案第1号に関しては、専決処分の承認を求めることが提案され、質疑は行われず、円滑に審議が進む中、採決の結果、承認された。議長の小金井勉議員が「異議ないものと認めます」とした後、賛成者が原案通りに承認した。
次に、佐久間久良議員が議案第4号で国民健康保険税条例の改正について質問を行った。
彼は、「軽減判定所得の引き上げが低所得者にとっては福音である」としつつも、課税限度額の引き上げについても議論を深める必要があると訴えた。税務課の板倉洋和課長は、引き上げを必ずしも実施する必要はないが、全体のバランスを考慮する必要があると回答した。
また、議案第6号の認定こども園設置に関する条例についても一括して審議された。議会の決議により、これも適切な手続きを経て付託が行われる。
加えて、人権擁護委員候補者の推薦についても協議され、特に異議はなく、原案通り決定された。
最後の議題では損害賠償額の決定について、金坂昌典市長が提案理由を述べ、質疑の後、原案がそのまま可決された。
会議は全ての議題を終了後、休会を決議し、今後の日程についての連絡がなされ、議会は散会となった。今後は、議案及び請願、陳情に対する採決が21日に予定されている。