令和4年大網白里市議会第2回定例会が開催された。
この会議では、補正予算に関する議案が中心に議論された。
市長、金坂昌典氏は新型コロナウイルスの影響を受けた経済支援策として、生活支援特別給付金の支給を提案。また、令和4年度一般会計補正予算が可決され、特別給付金として5,582万4,000円が新たに追加される計画が明らかとなった。
この背景には、自粛要請や経済活動制限が続き、影響を受ける低所得の子育て世帯への支援が求められていたからである。また、予算総額は156億6,505万5,000円に達する見込みであることも伝えられた。
議案第1号の専決処分の承認も日程に登場し、地方税法の改正が提案された。
議案第2号、令和4年度一般会計補正予算(第1号)には市長からの説明があり、昨年度に実施された同様の給付事業の実績も報告された。
この給付金について、黒須俊隆議員からは、過去の対象者や給付状況に関する質問が寄せられた。
糸日谷昇子育て支援課長が昨年の対象者数を説明し、扶養手当等受給者429人に対して行った給付金について報告した。
また、議案第4号及び第5号では、それぞれ大網駅東土地区画整理事業の一部条例変更および市消防団条例の改正が審議された。
消防団員の担い手不足に関しても言及され、解決に向けた定員改定について提案があった。
議会は最終的に全ての議案について賛成多数で可決され、今後も議会運営の透明性、効率性向上に向けた努力が期待される。
休会も決定され、次回の議会は16日に質疑が予定されていることも伝えられた。