令和4年12月1日、 大網白里市議会は第4回定例会を開会した。
全議員18名が出席し、定足数に達し、議会が開始された。
主要な議題には個人情報保護条例の制定や比較的短期間での議長辞職および新議長の選挙など、多様な内容が含まれる。
始めに、議会運営委員会委員長の小金井勉議員が、「大網白里市議会個人情報保護条例の制定について」提案趣旨を説明した。
この条例は、改正された個人情報保護に関する法律に基づいて議会内で個人情報保護制度を設ける必要性から提案されたものとされる。
議会は質疑を行い、質疑がないことを確認後、採決に入った。その結果、賛成総員により本案は可決された。
続いて、委員会審査報告が行われ、総務常任委員会の黒須俊隆委員長が報告した。
報告では、令和4年度一般会計補正予算や職員の定年に関する条例改正について、全て原案可決がされたことが明らかにされた。
特に、ふるさと応援寄附金の受入額についての質疑で、10月末現在で約3億1,741万円と見込まれているとの答弁があった。
また、追加日程において準用河川金谷川改修工事の早期完成を求める決議についても説明された。
中野修議員が、この工事は防災や交通円滑化に寄与する重要な事業であるため、進捗が見られず早期の完成が求められる旨を強調し、採決に入った結果、原案通り可決された。
その後、議長の北田宏彦議員の辞職願が提出され、全議員の賛成により辞職が許可された。
新たに小金井勉議員が議長に選出され、議会運営にあたっては公平公正な執行を約束した。