令和4年第2回定例会が開催された。議題は市政に対する一般質問であり、出席議員は18名、欠席者は一人もいなかった。
会議は午前10時に開議され、創政の森建二議員が代表質問を行った。質問内容は、学校教育活動の制限緩和、エネルギー行政の現状、公共施設事業の管理、国の難民受入れ政策についてであった。
まず、学校教育活動の制限緩和について、森議員は新型コロナウイルスの影響で活動制限が長期化していることを指摘した。石原治幸教育委員会管理課長は、千葉県の教育委員会からの通知に基づいて、必要な感染症対策を講じながら、教育活動を進めているとの回答を行った。具体的には、校外学習や学校行事の実施についても対応していると述べた。
次に、エネルギー行政について、森議員は市のガス事業の安定性を評価し、大網白里市が自前のガス供給体制を持っていることを強調した。板倉洋和ガス事業課長は、本市のガスは千葉県産の天然ガスを使用しており、状況に応じて安価で供給できるよう努めていると説明した。
また、公共施設事業の管理について、森議員は通報を受けた和式トイレの問題について指摘した。織本慶一都市整備課長は、トイレの洋式化が進行中であると述べ、必要に応じて改修作業を行う意思を示した。
最後に、国の難民受入れ政策について、森議員はウクライナの避難民問題に触れ、秋本勝則総務課長は現在の受入れ状況と今後の支援計画について報告した。具体的には、県と連携し、避難生活に関する相談に適切に対応できる体制を整える方針である。
このように、多くの議題が取り上げられ、各課長はできる限りの情報を提供した。議会は市政における様々な問題解決に向けて、継続的に協議を重ねていく必要があるとされている。