令和5年3月7日、大網白里市議会は第1回定例会を開催した。
主な議題は令和5年度一般会計予算をはじめ、多数の予算関連案であった。議会は議案第9号から第16号までを一括で討議し、質疑は行われなかった。
また、予算特別委員会の設置についても議論があり、「さきの議会運営委員会の決定のとおり、予算特別委員会を設置し付託することに異議はない」と、議長の小金井勉氏が提案した。これに対し、議員たちは異議を唱えず、委員会が設置されることが決定した。
さらに、議案第18号、一般職の職員の給与に関する条例についても審議が行われた。議長は質疑の機会を設けたが、希望者はおらず、直ちに討論と採決に移ることが決まった。その結果、提案どおり可決となった。
黒須俊隆議員が提案された議案28号に対して質問した。教育委員会管理課の石原治幸課長は、審議会が行う予定の審議内容を詳しく説明した。特に小・中学校の適正配置に関する事項が中心となると述べ、「今後の具体的な学校名を含めた答申を得ることも想定している」と強調した。
また、議題には市道の認定についても含まれており、議案第31号の委員選任については異議なく可決した。人権擁護委員候補者の推薦も同様に決定された。
議会は午後からの委員会審査のため、14日間の休会を協議した。論争の余地もなく決定され、22日の討論及び採決に向けた準備が進められている。出席議員数は18名で、議会は全ての議事を終了した。