令和5年12月14日、大網白里市議会の第4回定例会が開催された。議会は、議案質疑や委員会付託について、多くの議案を討議した。
最初に、令和5年度一般会計補正予算(第6号)からデジタル博物館の設置に関する条例まで、8件の議案に関する質疑が行われた。質疑は通告も希望者もなく終了し、議案はそれぞれの常任委員会に付託された。
続いて損害賠償額の決定についての議案が議題に上がったが、こちらも質疑はなく、委員会付託を省略して即時に議論が行われた。議論の後、原案通りの可決が決定された。
次に、教育委員会委員の任命に関する議案が提案され、こちらも同様に質疑は行われず、委員会付託を省略して討論及び採決が進められた。議案は全員一致で同意されることになった。
この日の会議のクライマックスは、金坂昌典市長による一般会計補正予算の提案である。本議案は、物価高騰により影響を受ける市民へ支援金を支給し、医療機関などへの継続支援金も盛り込まれていることが強調された。特に低所得世帯に7万円の給付金を支給することで、急激な物価上昇を緩和する狙いだ。
他にも、使用料及び手数料条例の改正や監査委員の選任など重要な議案が提案されたが、いずれも異議なしで可決された。市長によると、監査委員には田辺正弘氏を選任する。彼の豊富な経験が監査に貢献すると期待されている。
最後に、休会についての議題が討議され、14日から21日までの間、委員会審査や議事整理などのための休会が決定された。次回の会議は12月22日に予定されている。